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ノコギリヤシってどんな木?

ノコギリヤシは最近特に男性の健康にとって良い効果があることで、注目されるようになってきた植物です。
まだあまり日本ではなじみが薄いかもしれませんが、アメリカやヨーロッパでは広く男性の健康のための健康食品として使われています。
ノコギリヤシとはどのような植物なのでしょうか。

ノコギリヤシは日本にある植物ではなくアメリカ大陸の中でもメキシコの海沿いの場所や、アメリカの南東の海沿いの場所に良く生えているヤシ科シュロ属の植物です。
2メートルほどの背の低いヤシで、鋭いぎざぎざのとがった葉っぱが生えています。
葉っぱの形がまるでノコギリのとがった刃の部分のように見えるためノコギリの名が付けられています。

英語ではsaw palmetto(ソーパルメット)で「saw」はノコギリという意味です。
実際に鋭い葉っぱでケガをしてしまうこともあります。
また、葉っぱは屋根の材料としても使われていました。
ノコギリヤシは夏に花が咲き、秋の終わりごろから冬の初めごろにかけて2センチから3センチほどの小さな赤色の果実がなります。
果実は油が多く含まれているため、ノコギリヤシ油という油として燃料としても使われることもあります。

アメリカのフロリダ州のネイティブアメリカンである、セミノールインディアンにとっては、古くから果実は利尿などの泌尿器関係のトラブルの時に飲む薬として食べられていたり、健康に良い食べものとされていました。
さらにヨーロッパやアメリカでの医療的な研究によって、前立せん肥大などの改善に効果があることが分かってきました。

成熟した果実はすりつぶした後に乾燥させたり、実そのものを食べるなどいくつかの方法で利用されています。
日本にはノコギリヤシそのものは自生していませんが、果実から抽出したエキスやカプセルなどのサプリメントが多くの会社から販売されており、薬局など購入することができます。
またノコギリヤシから作られたお茶もありますので気軽に摂取することができます。